「Happness is always in your self」 vol.1
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ネパールでシンギングボウルを勉強しに行った時の旅の話。
Leona 2019 春夏カタログで書かせていただいた記事の全文です。
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久々の一人旅。行き先は、トリートメントに取り入れたかったシンギングボールの勉強を兼ねて、ネパールに行くことにしました。
海の近くに住んでから、山を旅行先に選ぶことも増えたかな?
カトマンドゥに到着した翌日、その日はLedies Festivalで、街中真っ赤なドレスを着た女性たちが列をなしていたり、ダンスして祝福していて街はとっても華やか。ヒンドゥー教と仏教が混ざり合い、日本とは全く違う街並み。
有名なお寺を周り、最後にチベット仏教の聖地でもあるボダナートへ。
ボダナートは、現在も自然の「気」に満ちた聖地と言われ、この日も多くの参拝者の方がマニ車(チベット仏教の仏具で、一周回せば読経になり徳が積まれる言われてる)を回しながら、みんな仏塔を右回りに回ったり、五体投地でお祈りする人や経典を読んだり。
周りにはおしゃれなカフェがバランスよく調和してて、後ろに広がる山脈をバックにそんな景色を見ながらしばらくカフェでゆっくり。
なんだか前にも来たことがあるような不思議と懐かしい感じがして、心地よくて落ち着く空気が流れてました。
翌日ポカラへ移動して、スクールを探すことに。
ポカラは世界中からトレッキングに来る人たちのリゾート地。
街は、湖が目の前にあってヒマラヤ山脈に囲まれいていて気持ち良い。やっぱりこっちにしてよかったなと。滞在するには、やっぱり自然がある街並みの方が落ち着きます。
インターネットを頼りに探しても、見つからなかったスクール探し。
最初に見たスクールの部屋の雰囲気が良かったので、シンギングボールのセッションを受ける事に。
セッションは、sound bath (倍音浴)とvibration。そのサウンドがとても美しかったのと、体が心地良くリラックスした感覚があり、このスクールに決めました。
倍音を体に浴びるsound bath (倍音浴)は、普段覚醒しているときの脳波であるβ波から、安らかな気分でいるときのα波に導きます。
ストレス解消やリラクゼーション効果に効果的です。
また、シンギングボウルのvibrationを体の水分(私達の体の約70%が水分)と共鳴させ、気の流れを改善し、チャクラバランスを整えたり、リンパ、血液の流れを改善します。
音は体の深部にもダイレクトに伝わるため、筋肉や内臓の緊張もほぐしていきます。
古くから瞑想やヒーリングに使われてきたシンギングボールも、現在海外の一部では癌治療の一環として、代替医療としても取り入れられたりしています。
ポカラには朝からやってるおしゃれなカフェやローカルレストランが沢山あって、朝は湖の見えるカフェに行って、その後チャンティング&セッションのお手伝い。
昼はシンギングボールのセッションを先生と繰り返し、チャクラについての勉強。湖に行ってランチして、夕方のセッションのお手伝い。の毎日。
ある日、湖でのんびりしていると、チベット女性に話しかけられて
「”Om・Mani・Padme・Hum”」
というマントラを教えてくれました。そういえばボルダバートでもこのマントラがずっと流れていたので耳に残ってました。
そのマントラの意味を聞くと「good luck my life」って。
きっと中国から亡命してきて他の国で生活している彼女にとって、私には想像できないような大変な時に、口ずさんで寄り添う音だったんだろうなと思いました。
ある時、チャクラの勉強中に先生に言われました。
「あなたはもう知ってるでしょ?」
「who am I」
「why Im in here」
「How beautiful my life is」
チャクラが発達してない時、人生は辛い苦しいものだと感じている。
他人は持っているのに自分は持ってない、恵まれてないと。
世界は平等だと感じ、自分が生まれて来た意味を理解する時。
日常の毎日の中、些細な事に幸せを感じる時。
自然が美しいと感じる時。
目に見えない流れやサポートを感じる時。
チャクラは発達しているという考えみたい。
「だからあなたはここに来たんでしょ?」
と言われ。
「シンギングボールはそれを助ける不思議だけど、とても美しいものだから。」
私きっと自分を癒しに来たんだと。
そして来て良かったなと、この先生のこういう話が好き。
「自分を解放して、本来の自分に戻してあげるお手伝いはとても大切な事。少しづつ成長して、溢れ出すもの周りの人とシェアしてね。」